Internet Explorerの脆弱性
Internet Explorerの脆弱性について
- Microsofは4月26日、インターネット・エクスプローラ(IE)にセキュリティ脆弱性が存在すると発表しました。
- 具体的にはIEを利用してインターネット閲覧すると、クレジットカード情報・アドレス帳・書類・写真等の個人情報が盗まれる危険が発生するというものです。
- Microsoftは今回の脆弱性について、個別に対応するとしてますが、いつまでに対応するとは明示していません。
現在、世界中から被害報告が上がっています。
- Microsoftからの対応完了が発表されるまでIEを使用したインターネットの利用を中止されることをお勧めします。
- 今回のセキュリティ脆弱性はIEのみでgoogle chromeやfirefoxなど別の閲覧ソフトでは発生しませんので、こちらを利用してのインターネット接続は問題ありません。
- またWindowsパソコンが対象です。ipadやMacパソコンは今まで通りお使い頂いて大丈夫です。
今回の問題の影響範囲
- 「Internet Explorer 6~11」です。
- 現在Internet Explorerを利用しているほとんどすべての人が対象となります。
- 2014年5月1日現在、マイクロソフト社からセキュリティ修正プログラムが未配信のため危険です。
脆弱性とは
- 脆弱性とは、ウイルスなどが悪用するソフトウェアの弱点です。
- 通常、脆弱性情報は修正プログラムの配布と同時に公開されますが、今回のようにセキュリティ対策が拡がる前に攻撃が行われることを「ゼロデイアタック」と呼んでいます。
IEのシェア
- インターネットへアクセスしているブラウザソフトは、マイクロソフトのIEは60%近いシェアで、2位、3位はFirefoxとChromeが17%前後となっています。
- この圧倒的なシェアゆえに、今回の影響が懸念されます。