CDとDVDはどう違うの？
CDとDVDはどう違うの？
パソコン教室の生徒さんから「CDとDVDはどう違うの？」という質問を頂きました。
一般的にディスクにはCD-R、DVD-R、BD-R（ブルーレイディスク）の３種類があります。
Wordで作成した文書ファイルやデジカメで撮った写真などのデータは
保存容量の少ないCD-Rでも十分です。
1枚当たりの価格が安く、ほとんどのパソコンで利用できるので便利です。
専用のソフトで音楽CDとして保存した場合はCDプレーヤーでも再生できます。
データ消去、書き換えが可能なディスクは「CD-RW」と呼びます。
大量の写真やビデオカメラで撮影した長時間の動画ファイルなどを保存する場合は、DVD-RやBD-Rを使います。
DVD-RはCD-Rに比べて約７倍の保存容量があり価格も最近比較的安くなり、専用のソフトで動画ファイルをDVDビデオ形式で保存すれば、普段テレビに接続しているDVDプレーヤーで再生できますので写真や動画をプレゼントする時に活躍するでしょう。
DVDには4.7GBの「片面一層」ディスクと約2倍の保存容量を持つ「片面二層」ディスクがあります。データ消去、書き換えが可能なディスクは「DVD-RW」と呼びます。
数年前のパソコンにはDVD-Rは読み込みは可能ですが、書き出しができないものがありますので注意が必要です。パソコンの取扱い説明書で確認して下さい。
最も保存容量の大きいBD-RはCD-R、DVD-Rに比べて少し高価ですが、年々価格は下がっています。
保存容量が25GBの「片面一層」ディスクと50GBの「片面二層」ディスクがあります。
データ消去、書き換えが可能なディスクは「BD-RE」と呼びます。
ハイビジョン高画質の地上デジタル放送を画質を落とさず約3時間録画できるほかパソコンをまるごとバックアップする時にも利用できます。
但しBD-Rを利用できるパソコンは家庭のテレビと同様にアンテナケーブルに接続してテレビ録画ができる高級機種に搭載されていて比較的安価な普及機には搭載されていません。今後は普及機でも利用可能となると予想されます。
3種類ある光学ディスクを利用シーンに合わせて使い分けてデジタルライフを楽しみましょう。
